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レーザー治療

レーザーには、数種類のものがありますが、発生源となるものにより出力される波長が異なり、さらに波長の違いによって、作用機序も違ってきます。

当院で使用しているのは、炭酸ガスレーザーとダイオードレーザーです。

炭酸ガスレーザー

日本で最も多く使用されている軟組織用レーザーであり、タンパク質凝固作用を持っています。

 適応症       

  • 歯肉切開

  • 口腔内殺菌 

  • 止血

  • 口内炎

  • 口腔内アフタ

  • 炎症の治癒促進

  • 疼痛緩和

  • 知覚過敏処置

  • 色素除去

ダイオードレーザー

Periowaveは主に歯周病の治療に用いられる非熱ダイオードレーザーです。

レーザー光を用いて活性酸素を発生させ、歯周ポケット内の細菌を死滅させる、いわゆる抗生物質を用いない新しい歯周病治療システムで、全く痛みのない治療です。

 Periowaveの特性    

  • 二重の抗菌作用
    ・歯周病原体殺菌
    ・virulence factor(毒性)の不活性化

  • 非熱ダイオードレーザー
    ・組織に損傷を与えない
    ・波長に適した光感受性物質の使用

  • 非抗菌物質
    ・耐性菌の出現がない
    ・副作用がない

  • 迅速かつ簡便
    ・特異的な部位のみ処置出来る
    ・1歯あたり60秒

  • 無痛治療
    ・不快感がない
    ・投薬が不必要

 

 注意!        
この光殺菌法は、ダイオードレーザーを照射するだけでは不十分であり、処置前には必ず、根面のデブライトメントが必要不可欠です。

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