Matsuda Dental Office ☎︎ 022-255-7575
松田歯科医院
小児歯科
お子さまの口腔内の環境と状態は大人とは異なり、次のように大きく3つのステージに分けられます。
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乳歯が萌えそろうまでの時期
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乳歯と永久歯が混在する時期
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永久歯が萌えそろう時期
当院では
乳歯の時期から、永久歯が虫歯になりにくい口腔内環境を整えるお手伝いをします。
そして、定期的な予防処置(クリーニング、虫歯のチェック、フッ素塗布)がとても大切です。
□ 乳歯と幼弱永久歯は、定期的にフッ素を塗布することが有効です。
□ 永久歯は、萌出直後がもっとも効果的です。
虫歯予防
1.フッ素を効果的に使う
フッ素には、エナメル質に酸につよい結晶を作るとともに再石灰化を促進する効果がある。ミュータンス菌等の働きを抑制する効果もある。
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フッ素入り歯磨き粉で5分以上磨く。
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歯磨きの後のすすぎは1〜2回、軽く行う。
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歯磨きが上手に出来ない人は、フッ素入り洗口剤を利用する。
2.よく噛む
唾液には酸性の口の中を中和する働きと、カルシウムとリン酸が含まれているため歯の再石灰化を促進する働きがある。
そのため食事の際は噛む回数を増やして唾液が多く出るようにする。
3.食事の間隔に注意する
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食事と食事の間に、頻繁におやつやスナック菓子を食べてしまうと口中が賛成になっている時間が長くなる。そのため再石灰化が追いつかず、しだいにムシ歯が進行してしまう。
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再石灰化が進むように、食事の間隔は3時間以上あけて、間食や糖分の含まれた飲み物は避ける。
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もし間食をしてしまった場合には歯磨きをするのが当然だが、出来ない場合はキシリトール入りのガムを噛む。
キシリトールはミュータンス菌の働きを抑制し酸を作り出さない為に、ガムを噛むことで唾液の分泌量を増やし、口の中を中性に戻す
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また緑茶も良い。緑茶にはフッ素やカテキンが含まれ、カテキンには殺菌作用があり、ムシ歯の原因菌の繁殖を抑制する効果がある。
食後の一杯の緑茶!
4.寝る前に必ず歯磨きをする
睡眠中は唾液の分泌量が減少するため、中和作用が働かず、脱灰が進んでしまう。
5.定期的に歯科医に通う
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ミュータンス菌などのムシ歯の原因菌は、プラークを形成し、やがて歯石を形成する。長期間放置すると固くなり、通常の歯磨きでは除去できなくなる。
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1年に数回歯科医院に通い、歯科衛生士による歯のクリーニングを行う。
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歯が痛くなってから通うのではなく、予防するために歯科医院に定期的に通うことが大切である。
これからは、予防のために歯科医を上手く利用し、家族全員でムシ歯を防ぐという意識が重要!
NEWS
最近、雑誌やTVなどで「食後の歯磨き」について報道されており、とりわけ『食後30分は磨かない』『食後30分過ぎてから磨く方が良い』というような内容が多く見受けられます。
しかし日本小児歯科学会から『食後すぐに歯を磨く習慣』で問題がないとの見解が発表されました。
当院のコメント
健康な歯や歯肉の場合は、バイオフィルム(デンタル・プラーク)が形成されても、すぐに虫歯や炎症が起こる訳ではありません。24時間以内にきれいに除去出来れば虫歯にも歯周病にもなりません。
しかし、人によっては必ず磨き残しがありますので、その付近の歯や歯肉に悪影響が出てきます。
まして、一旦虫歯になっていたり、歯周炎になってしまうと、絶えずバイオフィルムを除去しなければ、症状は進行・悪化してしまいます。
お子さんの写真のご提供ありがとうございます