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歯内療法

歯内療法とは


生きている神経(歯髄)をとったり、感染した神経を除去して、細菌が入らない様にする治療のことを言います。

神経の一部を切除したり 、神経に触れないで保護する処置も歯内療法のカテゴリーに含まれます。

神経の入っている根の数は歯の種類によって異なり、おおよそ奥に行く程多くなっています(親知らずの歯は別)。

 

さらに、ほとんどの歯は曲がっている事が多いことや、太さに大小があったりすることから、様々なテクニックが必要になってきます。

 

この治療は、建物に例えれば基礎工事部分にあたり、大変大切な作業で、しかも難しく、根気を必要とする作業です。

症例1

【左】根尖性歯周炎  
【右】根管内を消毒.無菌化し、根充終了

症例2(側枝)

歯根の中の神経は、
樹のように枝分かれしていることが多く、
時にはレントゲン写真のように、
枝分かれの部分にも根充剤が入るのが確認されます。

症例3( 根尖が上顎洞に穿孔)

上顎臼歯部は上顎洞に接近していることが多いため、細心の注意が必要

症例4 (Apexification)

【左】 根尖性歯周炎(痛みで来院、海外に行くため早く治したい)
【中央】水酸化カルシウムで仮に根充しApexificationを期待
【右】 1年後帰国し、根充。根尖は完全に閉鎖。

□Apexification (アペキシフィケイション):
 根尖が未完成だったり、根尖が太かったりして、緊密な根充が期待できない場合に、水酸化カルシウムなど

 で根尖部組織を活性化させ根尖を閉鎖させる処置のことを言います。
 数ヶ月から1年位の治療期間が必要です。

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