2013年１月に、阿部浩佳先生、元山先生、今井先生と松田歯科医院の合同講習会を開催しました。 スタッフも参加しての大規模なものでしたが、講師の竹内先生の話が面白かったのを受けて、阿部浩佳先生と相談し2月〜7月の半年間の『インフェクション・コントロールセミナー』を企画しました。

今月６月は第5回目です。 今回は、衛生士および歯科助手の実習を松田歯科医院で行いました。 渡辺先生は被験者になり、Elva Dental Clinic の衛生士の手技を体験しました。 そのことが、皆へのアドバイスに繋がっているようです。

竹内先生のデモ。 懇親会へのスタッフの参加は、最後の６回目に打上げもかねて行う予定でしたが、講義中の質問はなかなかしづらいと考え、むりくりスタッフも参加出来るようにしました。

今年の目標は、スタッフの育成と設備投資でしたので、勉強会がやたらめったら多く、少し（かなり？）嫌われているかもしれません。

さらに、歯科医師のみの講義のときもスタッフを参加させましたが、問題はありませんでした。むしろ基礎をしっかり学ぶことは大切だということが理解できました。 (１回目、２回目の講義は歯科医師のみ対象でしたが、第２回目はむりを言ってうちのスタッフにも参加させるようにしました。）

実習は、出来れば2回やりたいと要求したのですが、希望が叶えませんでした。それで、「松風」の森さんに依頼し、早い時期にエアーフローとピエゾンの実習を行いました。 森さんは竹内先生の主催するSDAの講習会を何度も受けており、かなり詳しい突っ込んだ話をしてくれたそうです。 その場で回答出来なかった質問は、調べた上で必ず答える努力をしてくれました。 （右から2人目が松風の森さん）

講義は待合室で行いました。 スウェーデン方式の考え方が、片山恒夫先生と共通していることが多く、あらためて片山先生の凄さを感じます。 20名程度の実習生でしたが、 待合室ソファ、Dr.スツールと荷物置き用の椅子を使い、何とか間に合いました。

マンツーマンで、チップの当て方を教えてもらっているようです。 ７月は、半年間のセミナーの最終回です。 竹内先生と元奥羽大学教授の岡本浩先生の講義です。 岡本先生の講義は、かつてリンデ先生の関わりで何度か聴いていましたのであまり興味がなかったのですが、今回改めて聴き直してみると非情に面白いものがありました。 最終の講義が楽しみです。

セミナーは１時間延長の９時まで。 その後,晩翠通りにあるレストランで懇親会。 講師の先生方、お疲れさまでした。 有り難うございました。 「松風」の森さん、有難う。 スタッフの皆さん半年ご苦労様でした。 （実際は、１月の講習会＋半年コースの７ヶ月間でした。さらに東北大学でのインプラント講習会や医療管理講習会などなど・・・）